第4回先端研究セミナーを2012年12月17日に開催しました。

演題:エクソソームの診断プラットフォーム:バイオデバイス技術はナノベシクルをどう扱うか

演者:一木 隆範 博士 (東京大学工学系研究科 バイオエンジニアリング専攻・准教授)

抄録:ナノリポソームやエキソソームといった微小径の(~100 nm)ベシクルが医学、薬学の分野において注目されている。特に、細胞から分泌されるエキソソームは、mRNA、miRNA、タンパク質等の種々のバイオマーカーを内包した状態で、生体内で安定に含むことが最近明らかにされ、エキソソームを評価することで種々の疾患や他の医学的状態の診断またはモニタリングができる可能性が指摘されている。エキソソームの生物学的ならびに物理化学的特性を明らかにし、診断等に応用していくためには、体液中に含まれる微量のエキソソームを高感度、高精度に分析する技術が必要であるが、これは現状容易でない。本セミナーでは、我々のマイクロ流体デバイス技術を利用したエキソソームの操作、計測に関する最近の研究を中心に、バイオデバイス技術によるエキソソーム診断へのアプローチを紹介する。

 

日時:2012年12月17日(月) 16:00~17:00

 

場所:研究所1階 セミナー室B

 

連絡先:芝 清隆(内線5382)

 

*本セミナーの内容は専門的であり、医学生物学分野の研究に携わる方を対象としています。

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